今日は僕の誕生日です。

tranthought2005-07-14


前回の続き。
正直なはなし、噴火には特に驚かなかった。

しかし、火山灰や地殻変動によって、僕の小さい時から慣れ親しんだ風景
が変わってしまっているということを知ったので、昔の風景を忘れないう
ちに行かなければならないと思った。
そしてできるだけたくさん写真に収めてこようと。


そう思ってから早5年。ついにその日は来た。
車まで出してつきあってくれるのは大学時代からの友人である。持つべき
ものは友です。
彼の仕事を待って、夜中の午前1時に札幌を出発。疲れている彼に運転さ
せるのは悪いし、日産テラノという車を長時間運転できるというまたとな
い機会なので、僕が運転させてもらうことになった。

車を何台か抜いて、着いたのは午前3時半頃。いつの間にかできていたコン
ビ二で、とりあえず酒とつまみを買って、祖父の山荘に向かった。>つづく



最近ヒッチコックの「バルカン超特急」をみた。原題はTHE LADY VANISHES
原題のとおり、女性がいなくなってしまう映画である。詳しく解説してい
るページが山のようにあるので、具体的な中身には触れない。
ヒッチコックのイギリス時代の作品だからという、特に意味のない理由で
見るのが遅れたのだが、一度見たらぐいぐい引き込まれてしまった。登場
人物の描き方が生き生きしているのだ。

ロバート・アルトマンの映画に出てくる登場人物がかなりどうでも良いの
と対照的である。


ヒッチコック映画は語れるほど見てないけど、今まで見た「鳥」と同様に、
前半と後半がわりときっぱり分かれる映画だと思った。


そういえばキューブリックの「フルメタルジャケット」とか、タランティ
ーノの「フロムダスクティルドーン」もきっぱり分かれていた。
タランティーノのなんて、後半のホラーになる展開が前半からは全く予想
がつかなかったもんな。


先日亡くなった友達は、水野春郎の「シベリア超特急」が好きだったのだ
けど、何か関連性あるのだろうか。今度見てみようと思う。