昨日僕の友達が亡くなった。

僕のことを知っている人間がこの世からいなくなってしまうなんて、今まで考えたこともなかった。
そういう機会もなかった。


いざいなくなると、その彼のいた部分がぽっかり空いてしまう。


まだ実感がわかない今は、もうしばらくすると、また会えそうな気もする。


でも事実として、もうあの声を聞くこともできなければ、彼の大好きな演劇について教えてもらうこともできない。


ちょっと照れながら、ルミネde吉本に2ビートが来たことを語った、そのやさしそうな笑顔をもう見ることはできない。