包丁をトントントントントンと１秒間に３回ぐらいノッキングできるようになりたい。魚の三枚下ろしができるようになりたい。
料理を作るのが好きで(上手ではないのに注意)、学生の頃はよく友達に食べてもらっていた。甘い物が苦手なのにレアチーズケーキを作ったこともある。「肉じゃがさえできればお嫁に行ける」というようなＣＭを見ては、僕も行けると毎回条件反射していた。
得意技は冷蔵庫の残り物料理とお袋の味(見習い中)。
今回作りましたのは、白身魚の白ワインソース煮。白身魚はタラを選んだ。タラには過去２度挑んでいるが、１度目はアニサキス(寄生虫)に飛び上がり、２度目は香草パン粉焼きの味付けに失敗と、あまり良い思い出がない。だけど負けっぱなしもどうかと思うので今回セレクトした。アニサキスにももう慣れたし。
レシピはネスレの料理サイトhttp://www.recipe.nestle.co.jp/recipe/200_299/00282を参考に、無いものは代用。マジョラムの代わりにバジルを使った。ワインは最安値のもの。
困ったのは両面をバターで焼いてから、白ワインで煮詰めるのだけれど、タラの身が崩れやすいことだ。ターナーでひっくり返す度に部品がひとつひとつ取れていく。
レシピ所要時間の倍かかってやっとできたものの、おかしいな、レシピの完成写真とは大分違う。でも見てくれは悪くとも、味は上々。ワインの甘みがほんのりつき、魚くささは全く無い。心配していたバジルとの相性も良かった。
というわけでレパートリーに追加決定。タラ克服成功。
